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伊万里を歩いて気づいたこと 〜九州再発見めぐりツアー『伊万里に行こう!』〜

伊万里を歩いて気づいたこと 〜九州再発見めぐりツアー『伊万里に行こう!』〜

こんにちは!
IMARI STYLE編集部、白井健一です!
11月10日(金)、「九州再発見めぐりツアー『伊万里に行こう!』〜畑の中のレストラン〜」が開催されました。
私自身も参加者として参加してきたので、そこで感じたことなどを今回記事にしてみました。

フットパスとは

フットパスとは、イギリスを発祥とする「森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩く(フット)ことができる小径(パス)」という意味です。
平成27年に伊万里フットパス研究会が立ち上げられ、都市と農村の交流促進を目的として行われています!
近年、ランニング・ウォーキングを健康の為に行う人も増えていますが、それを観光に取りこむのはすごくいいですね!

伊万里フットパス研究会、野崎忠秋会長にお話を聞いたところ、

「フットパスを通して福岡など都心部との地域間の交流人口を増やすきっかけになれば良い。また、フットパスは同じコースでも四季によって景色も変わるので何回でも楽しめると思う。」

と仰っていました。

 

今回のツアーの日程はこちら


今回のツアーの行程は以下の通りでした。
8:00 JR博多駅出発→道の駅伊万里ふるさと村→フットパス体験→「式の里大川」でお買い物
→前田家住宅 見学&ティータイム→PORTO3316見学&学生による地域活性取り組みの紹介→伊万里市街地散策→18:00 JR博多駅着


博多駅から参加者の方々と行きますが、バスの中で参加者の方々といろいろお話したりできるので、初めて参加する方でもすぐに仲良くなれます!
平日開催ということもあり、まだ授業がある学生などの参加は難しい部分もありますが、地域の方との交流を深めるにはすごくいい機会だと思います。

ちなみに今回の参加者は福岡市内・県内から約20名ほど、年齢は60歳〜 の方々が参加されていました!

写真で振り返るフットパス

それでは今回のフットパスの一部を写真を通して振り返ってみましょう!

駒鳴コースを歩きましたが、ところどころ、写真のような「伊万里フットパス」と書かれた看板があります。
伊万里のゆるキャラ、モーモちゃん・モーモくんのイラストにほっこりします。

 


松山ケンイチさん、瑛太さんが出演された、映画「僕達急行A列車で行こう」のロケ地にもなったJR駒鳴駅(伊万里市)です!
辺り一面自然が溢れ、どこかタイムスリップしたかのような感覚になります。

松山ケンイチさんは伊万里市長にこの駒鳴駅の印象を聞かれたところ、

「青い空に山の緑が映えて美しく素晴らしい、絵になる所です。また、近所の人から差し入れでもらった梨もみずみずしく美味しかった。」「自分も青森県の出身で、こういう田舎は大好きです。」

と話されたそうです。
(引用:伊万里市HP

 

私はお花についてあまり詳しくありませんでしたが、ツアー中、近くを一緒に歩いていた参加者に聞いて「この花は〇〇って言うんだよ〜!」とたくさん教えて頂きました!

そうして知った上の写真は、紫式部という花です。
名前の由来の説の1つとして、江戸時代の植木屋が平安時代の女流作家『紫式部』になぞらえて付けたともいわれているそうです。

 

秋の季節ということもあり、紅葉が見られました。
個人的にはこの写真をすごく気に入っているんですが、これもツアー参加者の中の1人に写真歴30年を越えている方がいらっしゃって、
その方に「この角度、この光を活かして撮ったらいい写真が撮れるよ。」
という風にいろいろとアドバイスもらって撮ったものです!

 

ここは先程紹介した駒鳴駅からすぐ近くにある農家民泊、鳥泊山荘です!
フットパスの途中、ここに寄ってひと休憩しました。
縁側で食べる柿やいちごや焼き芋は格別に美味しかったです…

また、近くでカヌー体験なども出来るそうです!
下に詳細のリンクを貼っていますので興味を持った方はぜひ!

都会では味わうことのできない良さがここにはあります!

◆宿泊料金:1泊2食付(夕食、翌朝朝食)
(大人)6,000円税別 /(こども)3,000円税別
◆連絡先:090-5926-3777(野崎)
詳細はこちら(http://www.kite-mite-imari.jp/main/740.html

 

お昼ご飯は公民館で伊万里フットパス弁当を頂きました!

この写真の他にも地域のお漬物や、お味噌汁、伊万里梨などたくさんの食べ物があり大満足でした!
ご飯を食べながら参加者と話す時間はすごく楽しかったです。

「式の里大川」でお買い物

写真は熟して食べる柿です。
購入した時点ではまだまだ硬いですが、これが熟れてすこし柔らかくなった時が食べごろだそうです!
私も1つ購入しました。
今か今かと毎日食べるタイミングを伺っています!笑

 

 

学生がPORTO3316を拠点に行っている地方創生の取り組みの紹介です。
参加者の皆さん疲れている中、真剣に話を聞いていたのが印象的でした。

福岡から参加した60代男性は、

「伊万里には初めて訪れたが、楽しかった。学生さんが地域活性に取り組んでいるのはいいことだし、今回のようなツアーが地域活性化に繋がってほしい。」

と仰っていました。

 

 

歩くことで再発見することができた魅力

最後に今回伊万里フットパスツアーに参加して、個人的に感じたことを述べたいと思います。

フットパスというのは文字通り、歩きます。
そこには、普段何気なく車で通り過ぎている時には気づかかない魅力を、再発見することが出来ます。

秋の金木犀の香り、伊万里の自然溢れる花々、足下などに埋め込まれた伊万里焼などなど…
たくさんの気づきがあり、感じ方があり、
そこは人それぞれ、季節によって、違ってくるのかもしれません。

一旦立ち止まって、自然の流れに身を任せる機会を与えてくれるこのフットパスツアー。

日々慌ただしい毎日を送っている私にとって、とても貴重な時間になりました。

 

まとめ

本ツアーを企画した、NPO法人九州地域交流推進協議会、内田雅行 代表理事は以下のように仰っています。

 

「このツアーを通して参加者側にはその地域のことを知ってもらい、福岡で伊万里のことを聞かれた時に、『伊万里の〇〇がオススメだよ!』、『伊万里はこんなところだよ!』という風に、人に聞かれた時、少しでも語れるようになってもらいたい。
また、受け入れ側にとっては、このツアーを通して地域力を高め、おもてなし方というのを経験するきっかけになれば。

住民の方、地元の方と交流できるツアー(都市農村交流)だからこそ、参加者は、もう一度行こう!もう一度あの人の話を聞きたい!と思ってくれる。『一回きりでいいや』とはならないのが、このツアーの良いところ。」

 

私自身、今回初めて参加しましたが、人との交流を通して感じる温かさ自然の恵みを肌で感じられるフットパスにすごく魅力を感じました。
今後も伊万里で開催されるそうなので、その際はまた情報発信したいと思います!

それからツアーではなくても、1人フットパスをしてみてはいかがですか?
普段気づくことができない魅力を発見することができると思いますよ。

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