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伊万里人インタビュー vol.1 伊万里地域おこし協力隊 岩本雄介さん

伊万里人インタビュー vol.1 伊万里地域おこし協力隊 岩本雄介さん

こんにちは!
IMARISTYLE編集部の白井です。
今回はIMARISTYLE初のインタビュー記事です。
記念すべき1人目は現在伊万里市の地域おこし協力隊として働いている岩本雄介さんに話しを聞きました!

地域おこし協力隊とは
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住⺠票を移動し、⽣活の拠点を移した者を、地⽅公共団体が「地域おこし 協⼒隊員」として委嘱。隊員は、⼀定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの⽀援や、 農林⽔産業への従事、住⺠の⽣活⽀援などの「地域協⼒活動」を⾏いながら、その地域への定住・定着を図る取組
(引用:総務省HP

今回インタビューさせて頂いた岩本さんは大手化粧品会社勤務・バーテンダー・スポーツインストラクターなど幅広い職業を経験されている方でインタビューをしている中で幅広い引き出し、知識の多さに驚かされました。

今回は岩本さんの考えや仕事で大切にしていることなどを聞いてみました!

地域おこし協力隊員として取り組んでいること
仕事をする上で大切にしていること

白井:
こんにちは!
IMARISTYLE編集部の白井です。よろしくお願いします!


岩本さん:
地域おこし協力隊の岩本です。今日はよろしくお願いします!

白井:
地域おこし協力隊は地域によって仕事内容も違ってくると思うのですが、伊万里市の地域おこし協力隊として取り組んでいることを教えてください。

岩本さん:
いくつかありますが、その一つとして空き家情報バンクの拡充を行っています。
「空き家情報バンク」というサイトに、伊万里市にある空き家を掲載して情報提供しています。

伊万里市空き家情報バンク登録物件

 

昔バーテンダーとして働いていたのですがその経験が活きていますね!
初めて会った人と話す中でその人との会話のきっかけを探しますね~、その中でどういうことに興味があるかというのがわかったら次回会うまでに徹底的にその知識を勉強します。

白井:
空き家情報バンクサイトっていうのは「こういう空き家がありますよ~」みたいなやつですか?


岩本さん:
そうそう。
掲載するのは無料ですし誰でも掲載に応じてしてくれそうと思われるかもしれませんが意外と数は少ないんです。

白井:
そうなんですね。年配の人とかになるとネットってなかなかイメージ湧かないですよね。
そういう環境の下で仕事をされる際、意識していることって何かあるんですか?

岩本さん:
お客さんとの信頼関係ですね。
自分と仕事をしたいと思ってもらうことが一番だと思っています。
そのためには
チャンスが来たときはそこに集中する。朝であろうが夜であろうがチャンスが来た時は逃さないようにすることでさらに信頼を築くことができると思っています。

白井:
そういうのってやっぱり過去の接客業での経験が活きてるんですか?

岩本さん:
そうですね~、あとは自分が大切にしている 「人を動かす」という本も大事にしています

白井:
デールカーネギーの本ですね!

岩本さん:
はい。自分のバイブル的な本で、実家に置いていたのですが夏に帰省した時に持って帰ってきました。(笑)
壁にぶつかったときなどはその本を読んでヒントを得ていますね!

白井:
話は逸れますが他に何か岩本さんのオススメの本ってあったりしますか?

岩本さん:
アドラーの「嫌われる勇気」もオススメです!


白井:
ありがとうございます!

読んでみようと思います!

 

 

岩本さんが感じた伊万里の印象

白井:
伊万里に来られて感じた伊万里の印象ってありますか?


岩本さん:
「一般的に都会に比べて田舎の人は優しい」って言われてるじゃないですか、

伊万里に来ていろいろ感じたことをアウトプットしているんですけど
個人的に田舎の人が優しいっていうのはないと思うんですよね

白井:
それってどういう意味ですか?

岩本さん:
たぶん田舎の人が優しいって感じるのはもちろんそこにいる人の優しさもあると思いますが、
一番は田舎にいって自分が変わってることが要因だと思うんですよ
だって日本全国、同じ日本人そこまで大きく変わらないんですよね。(笑)

田舎に移住する人とかってすごく希望に満ち溢れていて、希望を持つことで自分の性格とか気分も明るくなって
そうなると人に話しかけてもらう機会が増える。
それで田舎の人が優しいっていう考えになると思うんですよ

白井:
その発想はなかったっすね~、周りが変わってるんじゃなくて自分が変わってるんですね!

岩本さん:
そうそう!あと伊万里で特別感じるのは仕事柄もあるかもしれませんが、人と接する機会は増えましたね!

伊万里に住んでいる人やおじいちゃんおばあちゃんたちが笑って暮らせるようにすることがまちづくり

白井:
最後に少し難しい話題に移りたいと思います。
岩本さんが思う伊万里の将来・まちづくりに対する考えをお聞かせください。

岩本さん:
まちづくりをしていく上で自治体ができることと民間企業ができることそれぞれあると思うんですよね。だからこそ自治体・行政と民間が協力してまちづくりを行うことが大事だと思います。

あとは過去の成功を捨て去ることが大事かなと思います。
伊万里焼、伊万里牛などは伊万里ブランドとして確立されましたが、これらをずっと押していくのではなく、もちろん維持することは大切ですよ。
ただ今後は今の時代に求められている新しい何かを創造していくことが大事だと思います。

白井:
なるほど。その点、伊万里ではドローンやITに関しても徐々に取り組み始めていますよね。

岩本さん:
これは職業の選択肢を増やすことにも繋がると思うんですよ。

伊万里には大学がない、だから伊万里の人は他県に行きそこで就職すると。
ただ5年10年働いて一度は地元に帰りたくなる時ってあると思うんですよ
その時彼らが都会で積んだ経験を生かせる仕事場を作ってあげることが大事だと思いますね。

白井:
確かに。仕事がなければ帰れないし、移住しようにもなかなかできませんよね。
人口減少も問題になってますがその点に関してはどうお考えですか?

岩本さん:
人口問題も今は移住者といった外から人を呼ぶことに力を入れているんですけど、人口を増やすのは外から内だけでなく、内から増やすことが大事、そうすれば外から内も増えると思っています。

伊万里に住んでいる人やおじいちゃんおばあちゃんたちが笑って暮らせるようにすることがまちづくりだと個人的には思っています。

まとめ

今回岩本さんにインタビューしましたが、私自身すごく学びの多いものとなりました!
IMARISTYLEで今回初めてインタビュー記事を作成しましたが、普段書いている記事と違いその人の考えを深く知ることができ、楽しかったです!

今後もインタビュー記事の執筆もしていきたいと思います!
また、一緒にIMARISTYLEの記事の執筆をしてくれるライターも募集しています!

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