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明治33年から続く老舗菓子屋「エトワール・ホリエ」

明治33年から続く老舗菓子屋「エトワール・ホリエ」

エトワール・ホリエってどんなお店?

伊万里には有名な名産品として「古伊万里」として知られている焼き物がありますが、その伝統の焼き物をイメージした数々の菓子を作っているのが明治33年創業「エトワール・ホリエ」です。

代表銘菓の「伊万里焼饅頭」は、表面に焼き物をイメージしたひび割れを生じさせており、2年間の研究の末に完成させた菓子です。

饅頭という名前がついていますが、黄身の餡をカステラ生地で包み、その味わいは洋風な感じがします。私も食べましたがほっこりあんと言われる餡と、砂糖密でひびをつけたカステラ生地を組み合わせた和洋折衷のこの菓子はとてもふわふわで美味しく、個人的にも購入しお土産として持ち帰りました。

他にもバタークリームを使ったケーキやドールケーキもあり、遠方から購入しにくる方もいるとのこと。

季節ごとの限定商品もあり、取材を行った時期には緑茶を使った和菓子の販売を進めていました。

趣味で作った陶器を内装に

店内にはやはり伊万里ともあってたくさんの陶磁器が飾ってありましたが、中には砂糖菓子で作ったものもあり、とても驚きました。

実は店内に飾ってある陶器の一部は三代目が趣味で作ったものであり、もはや趣味という領域を超えて非常に精巧なものを作り上げていました。

菓子をいれるための陶器も作ったそうですが、陶器・絵付けの技術共にレベルが高すぎて、売るお菓子よりも箱の値段の方が高くなってしまうので、売るのをやめて飾ることにしたのだとか。

駅からも近く店舗も3つあるので立ち寄りやすいと思います。和菓子やバターケーキ、もちろん洋菓子まで取り揃えており、店内でも高い技術力の陶器を見ることができるので、興味がある方は是非お立ち寄りください。

アクセス

伊万里駅から徒歩5分程

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重冨 圭亮

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